シールピールコンパウンドは合成樹脂に数種の化学薬品及び油脂を混合調製した剥離性のプラスチックで,製品は固型体です。
使用時には加熱溶解して,被使用品をこれに浸潰して被膜を形成させます。
従来の油,紙,ボール箱(木箱)の三段包装様式にかわって製品に対するPreservation(保存管理)と Packing(包装梱包)を共に達成できる防錆梱包資材です。
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海外営業所
香港支店
畑電機(香港)有限公司
香港沙田愉翠苑愉善閣大厦

シールピールは固形体の可剥性プラスチックであり,完全透明及び半透明の二種類があります。
本品を加熱恒温装置のタンクで溶解し,液状になった中に包装する物品を浸潰し,直ちに取り出せば簡単に原形のままに被膜が形成され,完全包装が出来上ります。
シールピール施工により,製品に錆,腐蝕,ほこり,緑青,湿気,酸化,損傷,水分の浸透,硫黄の煙霧,磨滅, 衝撃,潮風,塩水等に耐え,又耐電圧,耐絶縁にも優秀であり,しかも被膜に弾力性があるため,手荒く物品 を取扱っても破損することがありません。
又被膜が透明である為,透視が可能で使用前に包装を解いたり,又貯蔵や保管の部品を調査する場合に 剥ぐ必要がなく,使用の際はバナナの皮をむくと同様に簡単に剥ぎとり使用できます。
尚,従来の包装に較べて手間と時間の節約,かつ運搬についてはスペース,重量の軽減等,幾多の利点が あります。
車輌,航空機,紡織機,自動車などの部品や工具,治具などの一般部品の防錆,各種金属部品,金属研磨面,メッキ仕上面の保護。
(ギヤー,カッター,ホブ類,ノズル,プランヂャードリル,ダイスリーマータップ,計測器,ゲージ,ノギス,マイクロメーター,ビッド,ダイヤモンドツール)
強電,弱電関係の各部品の絶縁ならびに保護。
絶縁性を有するため各種メッキ仕上の場合に使用。
海水,潮風の浸害の恐れある各種機器類。
上記物品およびその他部品の完全保管。
シールピールは国際梱包規格にも合格致しておりますので輸出用梱包材として最適であります。
特需納品用としては米国包装規格MIL-P-149に合格しております。
包装する物品の表面を綺麗にして下さい。(油,ゴミはよく拭き落す)
まず,溶解槽(シールピール・メルティング・タンク)の中にシ-ルピールを細かく切ったものを入れます。
溶解温度は180℃前後で加熱し、タンクの温度は200℃を超えないように留意して下さい。
シールピールは熱伝導が極めて遅くすぐに溶けないので,設定温度の上げ過ぎに十分注意が必要です。
また、溶解が始まりましたら途中で何度かかき混ぜて、油分との撹拌を行って下さい。
規定の温度範囲を超えない様にする為,タンクには温度が調節できる自動温度調節器が付いています。この装置により常時一定の温度に調整され,一定の被膜の厚さのままで作業を継続することができます。
部品をメルティングタンク内のシールピールに数秒~数十秒浸します。
取り出すと部品の表面は0.8㎜~2㎜の合成被膜で包装され30~40秒で被膜は硬化し密着します。
(物品に穴,又は間隙がある時は,アルミホイルで包み浸漬すると良いでしょう。)
1.溶解作業は換気の良い場所で行うこと。
2.作業温度170℃前後でわずかな煙を生じます。特に有害な物質は含んでいませんが、吸引しないようにすること。
3.浸漬時間は部品の大小により多少異なるので適時調節すること。
4.加熱した物品を浸漬しないこと。
5.急激に高温による溶解はしないこと。
6.多孔質物品又は湿気をもった物品は浸漬前に湿気をとること。
7.浸す物品より気泡が出る時は角度をかえて浸すこと。
8.溶解した液の表面に気泡が出ている時は、しばらく加熱して気泡が完全に消えてから使用すること。

※ご要望に応じて、上記以外の寸法も製作致します。お気軽にお問い合せ下さい。
